GHQの戦後日本の教育政策において、日本が戦争に行きついた要因の中で、一つはキリスト教が高等教育機関できちんと教えられていないので、世界の普遍的な価値であるキリスト教を国立大学で教えねばならいとされ、京都大学にキリスト教学科ができた。
これに対して、東京大学は必死に抵抗したので、西洋古典学科になってしまった。
京大の初代のキリスト教学科の教室長は、同志社の神学教授の有賀鉄太郎で、オーテス・ケリーの盟友だった。
ちなみにケリーは、ハワイの収容所長で対日諜報の文化政策の中心人物である。
ちなみにケリーは、ハワイの収容所長で対日諜報の文化政策の中心人物である。
しかし結局は、国立大学にキリスト精神に基づく形でのイデオロギーを日本人に注入する機関はできなかった。
そこで設立されたのが、国際基督教大学(ICU)だったのである。
ICUは日本側の設立準備基金代表が高松宮、アメリカ側の募金責任者はダグラス・マッカーサーである。
ちなみにICUのWebサイトにはGHQの関与については消し去られている。
ICUは日本側の設立準備基金代表が高松宮、アメリカ側の募金責任者はダグラス・マッカーサーである。
ちなみにICUのWebサイトにはGHQの関与については消し去られている。
このような背景で創設されたICUは、戦後の日本の国体のイデオロギーをそのまま体現しているのである。
この歴史を知っていれば、秋篠宮家がなぜ自分の子供たちを学習院ではなくICUに進学させるかということも、アメリカに対して出しているメッセージとしては比較的クリアであると理解できる。
要するに、安倍的なるものの戦前との連続性は、もはや日本の国体ではない。だから皇室からすると、こうゆう歪んだ右翼的なイメー
ジ操作は迷惑だというメッセージなのであろう。
ジ操作は迷惑だというメッセージなのであろう。
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