第一次大戦後の1922年10月に、陸士16期の逸材といわれる3人が南ドイツの黒い森にある保養地バーデンバーデンに集まった。
欧州出張中の岡村寧次が、小畑敏四郎を連れていき、スイス公使館付武官の永田鉄山もベルンから鉄道で向かった。
最後に東条英機が加わり、高級ホテルで夜通し話し合って、最後はホテル側に注意されたという、これが世に名高い「バーテーンバーデンの密約」である。
最後に東条英機が加わり、高級ホテルで夜通し話し合って、最後はホテル側に注意されたという、これが世に名高い「バーテーンバーデンの密約」である。
永田、岡村、小畑の3人は帰国後、二葉会という陸士15期から18期を集めた陸軍参謀将校の食事会を組織しし、河本大作、板垣征四郎、土肥原賢二、東條英機、山下奉文らが参加した。
河本は張作霖爆殺事件の首謀者として行政処分され、板垣、土肥原、東條、山下は第二次大戦後に連合国によって処刑された。
この二葉会はのちに一夕会(いっせきかい)に発展し、永田鉄山はその主宰者となる。
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