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2017年2月11日土曜日

EU離脱の手続きは、リスボン条約(EU基本条約)の第50条に定められているが、非常に簡素な条文に留まっている。
一応は、離脱も可能だけれども、実際にそんな国は出てこないだろうと、想定されていた事が分かる。
この条項によると、離脱手続きは、離脱を求める国がEU理事会というEUの最高意思決定機関に通告するところから開始される。
離脱手続き中は、EU加盟国としての義務と責任が継続し、通告から2年経過したところで、EU法の適用が消滅する。
この間に英国がEUから有利な条件を引き出せなければ、英国は自動的にEUから追い出される。
ただし、全てのEU加盟国の承認を得られれば、期間を延長できる。

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