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2016年9月15日木曜日

現役大学生で、最も経済的な問題を抱えるのは、地方出身で一人暮らしをして学生生活を送る「自宅外通学の私立大生」である。
全国的に世帯収入の下落は続いており、厚労省の国民生活基礎調査によると、1994年の664.2万円から2013年には528.9万円となり、この20年で2割減となっている。
この算出された平均値は高所得世帯が押し上げており、全世帯のうち最も比率が高いのは、200万円台である。
この世帯収入の下落は、大学生への仕送り金額に直結しており、東京私大教連の調査によると、首都圏の大学に通う新入生では、毎月の親からの仕送り額は8万8500円と過去最低を更新している。
ピークだった1994年の12万4900円から3割も減っているのである。

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