親世代の経済的苦境に追い打ちをかけるように、大学の学費の高騰は続いている。
40年前の1975年の国立大学の入学金は5万円、授業料は3万6000円だった。私立大学の平均値は入学金9万5584円、十行嶺は18万2677円と安価だった。
これが2013年になると、国立大学の入学金は28万2000円、授業料は53万5800円となり、国立大学の授業料は15倍と急騰しており、2年おきに改定される国立大学の学費は、今後も上昇が止まる気配はない。
私立大学の入学金は26万4390円、授業料は86万72円と高騰し、4倍以上になっている。
私立大学の入学金は26万4390円、授業料は86万72円と高騰し、4倍以上になっている。
40年前と物価上昇を勘案した上で、学費の負担を考えると、1975年の大卒男子の初任給は9万1272円、2013年は20万2469円と貨幣価値は約2倍強の上昇に留まっている。
それに対して、大学の学費は4~15倍に容赦なく膨れ上がっているのである。
0 件のコメント:
コメントを投稿