中国共産党は、革命後に簡体字を採用したが、この表記法は国民国家形成において非常に重要な問題となる。
表向きは識字率を挙げるためとしているが、その本質は、国民からそれ以前の知識を遠ざけるためである。
簡体字教育が普及すると、それ以前に使われていた繁体字が読めなくなり、共産党支配以降に認められた言説だけが流通するようになる。
つまり、歴史を断絶させるための情報統制を行ったのである。
簡体字教育が普及すると、それ以前に使われていた繁体字が読めなくなり、共産党支配以降に認められた言説だけが流通するようになる。
つまり、歴史を断絶させるための情報統制を行ったのである。
ロシアも同じことをした。
ロシア語では、1917年の革命後に3つの文字表記を排除したため、特殊な訓練を受けないと革命前のロシア語が読めなくなってしまった。
ボルシェヴィキ政権、ソ連政権は、革命前の知的遺産のうち、国民に知らしめた方が良いと思うものだけを選んで、新しい百戸表記で出す事にしたのである。
ロシア語では、1917年の革命後に3つの文字表記を排除したため、特殊な訓練を受けないと革命前のロシア語が読めなくなってしまった。
ボルシェヴィキ政権、ソ連政権は、革命前の知的遺産のうち、国民に知らしめた方が良いと思うものだけを選んで、新しい百戸表記で出す事にしたのである。
敗戦後の日本でも、当用漢字の導入、新漢字・新かなづかいの制定をするなど、似たようなことをしている。
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