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2016年9月15日木曜日

ピケティは、富の分配の問題を経済学の中心に置きたいと思い、研究を続けて来たという。
この分野は19世紀以降、マルクスやデヴィッド・リカードらが望んできたが、もう一度別のアプローチで挑戦べきだと考え注目したのが、サイモン・クズネッツの分析だった。
サイモンは税務統計を利用して20世紀前半に格差の研究をしたが、ピケティはその手法を時間的にも空間的にも広げ、歴史的なアプローチを取ったという。

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