Amazon

2017年12月14日木曜日

自動車産業にとって最も大きな影響は電気自動車への移行である。
ガソリン車は2~3万点の部品から構成されており、完成車メーカーを頂点に多数の部品会社がピラミッド構造となる高度な産業インフラとなっている。
ところが、電気自動車は部品が極端に減り、3000点ほどで構成可能と、ガソリン車の10分の1の部品点数となる。
つまり、単純計算で下請け企業の規模も10分の1に減ってしまう可能性がある。
既にバッテリーもコモディティ化しており、差別化か難しく、いずれは淘汰され、ガソリンのハイオクとレギュラーのように、集約されてしまう可能性が高い。
エンジンの性能で差別化をしてきた日本の自動車産業が窮地に陥ることは明らかである。
10年以内に業界全体が電気自動車へシフトしていくという。

0 件のコメント:

コメントを投稿