スウェーデン発祥の家具販売店「イケア」は、世界26カ国に303店舗(日本8店舗)を展開している。
イケアグループの頂点には2つの財団があり、それぞれま傘下に複数のグループ会社を持つ、複雑な体制となっている。
財団の1つはオランダの非営利慈善財団(免税財団)であり、360億ユーロの資産があり、毎年30億ユーロが配当金として流れ込んでいる。
この財団は1982年にイケア創業者のイングヴァル・カンプラード氏(88歳)によって設立され、イケアグループ会社の持ち株会社に当たるインカ・ホールディングスの株式を持っている。
インカ・ホールディングスはオランダの法人で、有限責任会社であるとともに株式の譲渡制限がある非公開会社である。
この財団は1982年にイケア創業者のイングヴァル・カンプラード氏(88歳)によって設立され、イケアグループ会社の持ち株会社に当たるインカ・ホールディングスの株式を持っている。
インカ・ホールディングスはオランダの法人で、有限責任会社であるとともに株式の譲渡制限がある非公開会社である。
もう1つの財団はリヒテンシュタインにあり、ルセンブルクにある持ち株会社インター・イケア・ホールディングス(IIH)の所有者となっている。
IIHのトレードマークやコンセプトのノウハウからのロイヤリティは売上の3%となっている。
イケアグループ全体の2013年連結売上は283億ユーロだったので、ロイヤリティ収入だけで1000億円単位となる。
IIHのトレードマークやコンセプトのノウハウからのロイヤリティは売上の3%となっている。
イケアグループ全体の2013年連結売上は283億ユーロだったので、ロイヤリティ収入だけで1000億円単位となる。
イケアグループ全体の2013年連結売上283億ユーロに対し、税引き前利益し40億ユーロ、法人税は7億7500万ユーロとなっている。
ヨーロッパ圏の法人税率25~35%に対し、イケアの法人税実効税率は18.9%となっている。
ヨーロッパ圏の法人税率25~35%に対し、イケアの法人税実効税率は18.9%となっている。
米フォーブス誌によるとカンプラード一族の総資産は41億ドルに達している。
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