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2014年12月14日日曜日

田中角栄は、国会議員在任中に議員立法として46の法案を提案し、うち33法案を成立させている。
日本の国会法では、法案を提出できるのは内閣か国会議員と定められているが、法律として成立する9割は官僚が作文する内閣提出法案(閣法)であり、議員立法は圧倒的に少ない。
閣法は政策を実施するという名目で、その多くが「天下り先」への補助金がロジックに忍び込まれているが、議員立法の場合は、そこまで頭が回らず、天下り先を生み出す余地はない。
国会議員には「国会における各会派に対する立法事務費の交付に関する法律」に基づき、立法事務費として毎月65万円が支給されている。
英語では議員を「law maker」と言うが、議員立法を提案できない国会議員は、立法事務費を返納すべきである。

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