不動産投資で30年のローン返済がある場合、金利が高いスルガ銀行では最初の10年、他行では最初の15年の返済期間が経過すれば、銀行としては融資全体で得られる利息の半分近くの回収ができていることになる。
1億円の借入がある人が、20年返済して残債が4000万円まで減り、そのタイミングで破綻した場合、物件は任意売却となる。
例えば、この場合に、銀行が融資期間30年で1億円を融資し、全期間の合計利息が6000万円だったとすると、返済期間が20年経過すると全体の利息6000万円のうち、5500万円近くの利息を回収しており、ほぼ儲けを得ていることになる。
だから4000万円の抵当が残っていて、仮に物件が3000万円で任意売却となり1000万円の不良債権が出たとしても、それまでに回収した金利分と相殺して全体でプラスになっている。
0 件のコメント:
コメントを投稿