国富論では「資本家は労働者よりも強い立場なのて、賃金の決定にも大きな力を持っている。しかし、資本家は労働者が家族を養えるだけの賃金は必ず払わなくてはならない。それは妻と子供2人を育てるだけの賃金である」と述べられている。
また「家の仕事がある妻は働き手として換算してはならない。そして、子供4人分程度(当時はイギリスに限らず子供の死亡率が高かった)の生活費は必要かもしれない」ともつなげている。
アダム・スミスの推奨する「自由な経済活動」というのは、最低限度のモラルが当然守られるという事を前提としている。
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