国富論の第5篇第3章では、「国債が累積した国は、貨幣の金銀の品位を落とすなどの詐欺的行為で、借金を踏み倒す」と述べられている。
現代のにおいて、国債が累積した国は、経済成長とインフレによって切り抜けるしかない。
しかし経済成長とインフレでは追いつかない程の国債を発行している国でよく採られるのが、通貨レートの切り下げである。
ドル円は、40年前までは1ドル360円だったが、アメリカの度重なるドル切り下げにより、現在は110円で取引されている。
ドルの対日本円の価値は、この40年で3分の1に下がっている。
ドルの対日本円の価値は、この40年で3分の1に下がっている。
つまり、米国債を買ってきた日本政府はこれで大損しているのである。
アベノミクスの円安容認政策は、通貨の切り下げ政策ともいえる。
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