Amazon

2016年2月17日水曜日

2014年3月末の「国の財務書類」のバランスシートには、負債合計1,171.8兆円、資産合計679.8兆円と記載されている。
資産の内訳として、現金・預金27.8兆円、有価証券139.5兆円、貸付金138.3兆円、運用寄託金103.7兆円、出資金70兆円と、金融資産の合計が479.3兆円もある。
有価証券は外国為替資金特別会計で為替介入した結果できた主にアメリカ国債を中心として資産で、貸付金と出資金は特殊法人等への資金提供である。
IMF(国際通貨基金)などの国際機関では、国の負債の大きさを言及する時には、負債から資産を引いた「ネット債務」で見るのが一般的である。
日本は1000兆円を超える債務があるが、680兆円の政府資産も存在する。
2011年のアメリカの政府資産は150兆円だったので、日本政府はGDPが3倍も大きいアメリカ政府の4倍以上もの巨大な資産を持っていることになる。

0 件のコメント:

コメントを投稿