財務省は政権中枢にも深く入り込んでおり、政権の主要ポストは財務省の指定席になっている。
総理秘書官は、財務省、経産省、警察庁など各省庁から1人ずつ5人が出向することになっているが、筆頭秘書官は財務省の指定席となっている。
官邸の政策の司令塔で「政府内政府」である官房副長官補も、財務省の出向ポストとなっている。
官房長官によって官邸の指示が伝えられ、その下の官房副長官を経由して、官房副長官補が政策の骨子をまとめ、各省庁がこれに基づき法案を作成する。
官房長官によって官邸の指示が伝えられ、その下の官房副長官を経由して、官房副長官補が政策の骨子をまとめ、各省庁がこれに基づき法案を作成する。
官房長官は政治家だが、内閣法で定員3名と定められている官房副長官は2名が政治家で1名が官僚というのが慣例となっており、事務担当の官房副長官は歴代、旧内務省(警察庁、厚労省、総務省)の官僚から選ばれ、事務次官経験者が任命されてきた。
そして、政治家のポストである官房長官や官房副長官2名には、複数の秘書官が付くが、全ての人物に財務省出身者が張り付いている。
0 件のコメント:
コメントを投稿