Amazon

2016年2月17日水曜日

日本の国の資産のうち、大半は金融資産であり、しかもその多くが役人の天下り先である特殊法人等、国の子会社への資金提供に使用されている。
そして、国際マーケットは、日本の資産の大きさを織り込み済で、財務省が主張するように日本が財政破綻するとは思われていない。
これは、クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)の保証料を見れば分かる。
CDSは保険の一種で企業や国家が破綻した時に保険金を受け取れるという仕組みで、各国が発行する国債についてかけられ、この保険料率から国の破綻リスクを推測できる。
2013年4月1日時点の各国のCDS保証料率(5年もの)は、アメリカが0.27%、イギリスが0.45%、ドイツが0.37%、フランスが0.84%、イタリアが3.07%、そして日本は0.75%となっている。
つまり、世界のマーケットは日本の実際の赤字はさほど申告ではないと判断しており、財政破綻するとは想定されていない。

0 件のコメント:

コメントを投稿