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2017年2月23日木曜日

内閣府の「平成28年版高齢社会白書」によると、65歳以上の世帯の平均貯蓄額は2499万円で、全世帯平均の1.4倍の額を保有している。
(いずれも2人以上世帯)
これはあくまでも平均値であり、多額の貯蓄を持つ一部の富裕層が平均を引き上げている。
総務省の「家計調査年報」によると、世帯主が60歳以上の高齢者世帯(2人以上世帯)のうち、貯蓄額が600万円未満しかない世帯の割合は2003年が19.8%だったのに対し、2015年は25.3%と12年間で5.5%上昇している。
2015年の貯蓄保有世帯の中央値が1592万円であることから、その半分以下の貯蓄しかない低貯蓄高齢者世帯が4分の1以上いるということになる。
単身世帯も含めた高齢者世帯の場合は43.5%が500万円未満の貯蓄しかなく、うち16.8%は貯蓄なしの状態である。

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