東京大学では、早い時点で学生の専門を特化させないために駒場の教養学部を作って、1、2年生を全員そこで勉強させている。
ただ教養学部の専門過程に上がろうとすると、法学部に上がるより高い内部進学点が必要になってくる。
これまでの人生で受験競争に勝ってきた人間の習性として、内部進学点が高いところにトライしたい気持ちになり、成績の良い学生は、なんとなく駒場の教養学部に残ろうとする。
これまでの人生で受験競争に勝ってきた人間の習性として、内部進学点が高いところにトライしたい気持ちになり、成績の良い学生は、なんとなく駒場の教養学部に残ろうとする。
そうすると奇妙な現象が起き、文学部で辰がくを研究する思想文化学科の哲学専修課程は、定員割れしそうなほど易しいのに、教養学部で哲学を研究する学際科学科や教養学科現代思想コースは、ものすごく内部進学点が高くて文Ⅰ出身者が多くなったりする。
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