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2017年2月23日木曜日

東京大学法学部では本当に優秀な学生は大学院へ上げない。
この人は将来の教授だと決めると、すぐに助手に採用する。
それも雑用をさせるような助手ではなく、きちんと博士論文を書いて、教授の講義の手伝いをしなさいという形で、レールを敷いてあげる。
一種のエリート育成法で、何年かに一人ぐらい、そういう例がある。
首都大学東京の木村草太・准教授、法政大学の山口二郎・教授が有名である。
現在の日本の大学院では、地道にキャリアを積んでいる人が報われず、下手をすると10年は当たり前に足踏みするのが当たり前になっていて、空気がよどんでいる。
その中で、東京大学は、こいつはちゃんと伸ばさないといけない人材については、余計なストレスを与えない配慮をしている。

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