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2018年1月21日日曜日

持家か賃貸かは永遠のテーマとして語られる。
持家と賃貸で差が出る点と出ない点を整理すると、差が出ない点は、建築単価・土地価格・長期修繕計画・管理費となる。
差が出る点は、金利と税制の2点に集約され、どちらが有利か決まる。
そうすると、不動産投資に対するローン金利よりマイホームに対するローン金利が圧倒的に低く、マイホームに関する税制優遇(住宅ローン控除、贈与の特例、譲渡所得控除、固定資産税の減免など)で、持家が賃貸に勝ることが理解できる。
最近の超低金利と持家優遇税制が変わらない限り、この結論は変わらない。
持家が賃貸か、どちらも有りと結論づける住宅情報誌は、両方をビジネスにしているから、両者を拮抗させねば不都合なのである。
持家で問題が発生するのは、売却時の価格が購入時の価格から支払ったであろう賃料を差し引いた金額よりも下回る場合に限られる。
価格変動リスクとしては、相場変動以外に、どのマンションが良いか目利きの問題となる。

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