大手銀行は、収益を上げるべくサラ金を傘下に収めてきた。
2006年の最高裁判決のグレードゾーン金利禁止により、過払い金返還で経営が悪化したサラ金は、銀行の法な資金を得ることで危機をり切った。
サラ金には2010年改正の貸金業法で、年収の3分の1を超える融資は規制されるようになったが、銀行のカードローンには、この貸金業法は適用されず、銀行法の範囲内で自由に貸し出しができる。
一般的には、700~800万円の自主規制はあるが、最高1000万円まで貸し付ける銀行もある。
銀行のカードローンは実質金利で18%も取るところもある。
一般的には、700~800万円の自主規制はあるが、最高1000万円まで貸し付ける銀行もある。
銀行のカードローンは実質金利で18%も取るところもある。
現在では、サラ金の貸し出し残高が2016年末に2兆6540億円に対し、銀行カードローンの残高は5兆6042億円と逆転している。
2016年の自己破産申し立て件数は6.4万件を超え、13年ぶりの高水準になっている。
多重債務者を作り出すのは、サラ金ではなく銀行なのである。
多重債務者を作り出すのは、サラ金ではなく銀行なのである。
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