青色申告とは、「記帳をしっかりして帳票類も残す代わりに、税制上の優遇を与える」という制度である。
戦前の日本では、事業者は税務申告をするのではなく、税務署が事業の規模をチェックして一方的に納税額通知していた。
戦後の民主化政策の一環として、申告納税制度が取り入れられたが、日本の事業者の殆どが中小の零細企業だったため、税務申告のための記帳の経験がなく、まともな申告ができなかった。
税務当局は、さすがにまずいと思い、是国の事業者が経理を自分でしっかりやって、税務申告をするために検討した結果、青色申告制度が導入されたのである。
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