地政学は長期的に変化しにくい要因で世界をみないといけないという考え方である。
地政学の祖はハルフォード・マッキンダーで、その著作『マッキンダーの地政学』(原書房)は地政学のバイブルとなる。
この本のサブタイトルは「デモクラシーの理想と現実」だが、実はこちらが原題となる。
この本のサブタイトルは「デモクラシーの理想と現実」だが、実はこちらが原題となる。
そしてこの本の中には、地政学という言葉は出てこない。
マッキンダーはイギリス人で、彼の著作に影響を受けたカール・ハウスホーファーというナチス・ドイツの理論家が「マッキンダーの地政学は」と何度も繰り返したので、マッキンダーが地政学というワーディングを使っていると、みんなが勘違いしてしまった。
マッキンダーはイギリス人で、彼の著作に影響を受けたカール・ハウスホーファーというナチス・ドイツの理論家が「マッキンダーの地政学は」と何度も繰り返したので、マッキンダーが地政学というワーディングを使っていると、みんなが勘違いしてしまった。
マッキンダーは、歴史について考える場合には、地理的な制約条件と言うのが非常に重要であって、資源、科学技術の発展も地理によって制約されるところが大きいと強調している。
マッキンダーが1919年に書いた『デモクラシーの理想と現実』は発売当初は全く売れなかったが、1942年の戦時版から売れ出した。
マッキンダーは1919年版が出た当時、第一次世界大戦が終わって、ようやく平和が来ると皆が思っている時に、そんなことはないと言っており、当時においては珍しく第二次世界大戦を予測していた。
マッキンダーは1919年版が出た当時、第一次世界大戦が終わって、ようやく平和が来ると皆が思っている時に、そんなことはないと言っており、当時においては珍しく第二次世界大戦を予測していた。
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