歴史という考え方自体はドイツ的な概念である。
英語では歴史はヒストリーで、日本語では歴史だが、ドイツ語では歴史はヒストリエとケシヒテの2つに分節化される。
英語では歴史はヒストリーで、日本語では歴史だが、ドイツ語では歴史はヒストリエとケシヒテの2つに分節化される。
ヒストリエというのは、記述史などと訳される。
例えば『日本書紀』『古事記』などの年代記はヒシトリエに属するし、『神皇正統記』『太平記』などもそうである。
色々なことを記述していくが、そこにおいては明示的な形での物語、歴史観というのはない。
例えば『日本書紀』『古事記』などの年代記はヒシトリエに属するし、『神皇正統記』『太平記』などもそうである。
色々なことを記述していくが、そこにおいては明示的な形での物語、歴史観というのはない。
これに対してゲシヒテというのは近代的な現象である。
点と線によって物語を作っていくので、歴史の過去の中で何らかの点で重要なものを選んできて、その点で価値を付与する。
点と線によって物語を作っていくので、歴史の過去の中で何らかの点で重要なものを選んできて、その点で価値を付与する。
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