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2017年3月14日火曜日

マネーゲームの総本山は、ニューヨークのウォール街ではなく、ロンドンのシティである。
世界金融全体のシェアを見ると、ロンドンのシティの方が、ウォール街を凌駕している。
国際的な株取引の半分、国際新規公開株の55%、国際通貨取引の35%はロンドンのシティが占めている。
またイギリスの外国為替取引量は、1日あたり2兆7260億ドルと、世界全体の4割を占めており、断トツの1位となっている。
2位のアメリカはイギリスの半分以下の1兆2630億ドルである。
シティがこれほど世界金融に影響力を持っているのは、イギリスがタックス・ヘイブンの総元締めだからである。
BSIによると、イギリスとその外国領のオフショア銀行預金残高は、推定3兆2000億ドルと、世界のオフショア市場の53%を占めているという。

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