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2017年3月14日火曜日

日本でも近年、格差社会の問題が議論されるが、社会の格差化は世界的な問題になっている。
貧困問題に取り組む国際支援団体のオックスファームが2016年1月に、「世界のわずか62人の富豪が、最貧層36億人分と同じだけの富を所有している」と発表した。
この62人の2015年の資産は1兆7600億ドルで、日本円に換算すると206兆円であり、これが世界人口の半分の数の富を合わせた額と同じだというのである。
日本でも富の集中と格差の拡大は確実に進んでいる。
年収200万円以下のサラリーマンは、1999年には803万7000人だったが、2014年には1139万2000人になっている。
この人数には、フリーターやニートは含まれておらず、低所得者層はこの数倍存在すると見られている。
一方で、クレディ・スイス銀行の調査「グローバル・ウェルス・レポート」によると、日本の億万長者は2004年には134万人だったが、2013年には273万人に達しているという。

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