愛はプライスレスと言われるが、間接的な方法で愛の値段を算定した結果がある。
2010年にアクサ生命が働くアラサー・アラフォーの独身女性(25~44歳)600人を対象に実施した調査である。
この調査で、結婚相手の男性に求める年収について、理想年収は552万2千円だった。この年収は男性ビジネスマンの平均収入533万円とほぼ一致している。
次に、「心から哀切相手が現れたとします。その男性の年収が、理想の年収から最低いくらまで減っても結婚することができますか」と尋ねた時の年収は平均で270万5千円という結果だった。
つまり、理想の年収と愛するなら許せる年収の差額となる281万7000円が、女性が評価した1年間の「愛の値段」と解釈できる。
この調査では、アラサー(25~34歳)とアラフォー(35~44歳)に分けた愛の値段も算定しており、アラサー女性の愛の値段は252万2千円、アラフォー女性の愛の値段は311万3千円と、アラフォー女性の方が高くなっている。
さらに、調査対象の女性に、結婚で「莫大な資産」と「理想的な結婚」のどちらか一方が手に入るならどちらを望むかを尋ねたところ、「莫大な資産」(33.5%)より「理想的な結婚」(66.5%)を望んでいることが分かった。
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