Amazon

2017年2月10日金曜日

2005年~2010年の間に区外から転入してきた人の前住地をみると、興味深い結果が浮かび上がる。
目黒区には5年前に神奈川県に住んでいた人が多い。
神奈川県と深いつながりがあるのは、大田区、品川区、世田谷区、目黒区、港区、渋谷区となっている。
世田谷区には東京多摩地域から転入してきた人も多い。
埼玉県からの転入者が多いのは、足立区、板橋区、北区、練馬区、豊島区となっている。
練馬区は多摩地域とのつながりも強い。
千葉県からの転入者が多いのは、江戸川区、葛飾区、江東区、墨田区、中央区となっている。
多摩地域からの転入者が多いのは、杉並区、世田谷区、中野区、練馬区となっている。
つまり、区と区外とのつながりは、従来の鉄道路線と一致している。
結婚して最初に家庭を構える場所は、いくつかの偶然が重なった結果に過ぎないが、この偶然は同一沿線での住み替え移動となっている。
鉄道各社の相互乗り入れが進んでも、同一沿線を志向する意識は崩れていない。

0 件のコメント:

コメントを投稿