民主主義は世界中で機能不全に陥っている。
日本では民主主義が機能不全に陥っている状況を受けて、民主主義を迂回する様々な形態が生まれており、その一つが「諮問会議」である。
小泉政権の頃から、「経済財政諮問会議」が政策決定に大きく関与するようになったが、こうした位置づけの曖昧な会議で、重要な政策の中身が決定されている。
2016年8月初めに、臨時閣議で「アベノミクスを再起動させるため」として、「事業規模28兆円」の経済対策が決定されたが、その中身の殆どが経済財政諮問会議で決められ、何がどのように決定されたのか極めて不透明となっている。
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