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2017年2月10日金曜日

コーヒーは国際商品であり、世界の3割以上を生産するブラジルの天候次第で、世界のコーヒー相場は大きく変動する。
また円の為替相場も価格に大きく影響する。
これらコーヒー相場や為替相場の影響をブレンドすることでコーヒーメーカーはコストを吸収している。
日本ではブランド名にブランド名を使う場合、そのコーヒーを3割以上入れることが公正取引委員会で決まっている。
例えば「ブルーマウンテン・ブレンド」であれば、ブルーマウンテン地域で採れた豆が3割以上入っていなければならない。
アメリカ本土には何もルールは無いが、ハワイ州では州の法律で地名を使用したブレンドは1割以上入れる事が義務付けられている。
日本の3割ルールは、他の消費国にはない優れたものではあるが、残りの7割については何も規定はない。
驚くほど安価なブルーマウンテン・ブレンドが売られているのは、それ相応の理由がある。

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