2013年に安倍政権は4月28日を「主権回復の日」とした。
この「主権回復の日」は1952年4月28日に、サンフランシスコ平和条約が発効し、連合国軍による占領が終了したことにちなむものである。
この「主権回復の日」は1952年4月28日に、サンフランシスコ平和条約が発効し、連合国軍による占領が終了したことにちなむものである。
しかし、この条約で沖縄ほ含む南西諸島や南方諸島は、アメリカの占領統治として残され、「主権回復」とはいうものの、サンフランシスコ平和条約第3条では、沖縄と奄美と小笠原を切り離したのである。
つまり、1952年4月27日までは、日本には平等に主権がなく、平等に占領下だったが、4月28日の主権回復を境に、不平等となってのである。
小笠原と奄美では、もう既に過去のことになっているが、沖縄については日本国土の0.6%しかないのに、日本にある米軍基地の74%があるという、この不平等な状況が現在も続いている。
「構造化された差別」が沖縄との間にまだ残っている。
「構造化された差別」が沖縄との間にまだ残っている。
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