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2016年9月4日日曜日

スターリン直属に「スメルシュ」という防諜部隊があり、ドイツ軍の捕虜になったソ連兵やレジスタンスに入り込んでいるスパイを取り調べる組織があった。
ロシア語で「死」のことを「スメルチ」と言うが、「スメルシュ」というのは、「スメルチ・シュピオナム(スバイに死を)」の頭文字を合わせた言葉である。
スメルシュは組織的には、KGB(国家保安委員会)の前身であるNKVD(内務人民委員部)に所属しているが、裁判なしに脱走兵やドイツ軍に寝返った兵士を処刑する権利を持っていた。
スメルシュは、その場で射殺し、街頭で殺しっぱなしで死体も片づけなかったという。

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